旧外地関係資料アーカイブ

「樺太略図 他」

大正3（1914）年に発行された「樺太」（292.923|| ||3016）という図書の付録です。この図書は樺太庁編纂により、同年に開催された東京大正博覧会のために、樺太を紹介するパンフレットとして制作されました。そのため、当時の樺太の状況が細かく記載されています。

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「樺太之現況」

樺太庁が大正11（1922）年に作製した地図集の中から「行政區劃」「拓殖」「島内交通」の３枚を紹介します。それ以外に「戸口」「氣象」「水産」「森林」「地質及鑛山」「内地交通」「樺太郵便電信電話線路圖」「商工業」があり、計11枚組の地図集となっています。当館ではこれ以外に、大正６（1917）年作製の９枚組、大正10（1921）年作製の10枚組の地図集も所蔵しており、樺太の移り変わりを比較することができます。

「樺太廳治要覽」

大正12（1923）年に樺太庁内務部地方課が作製したものです。行政区分を表した地図の裏に各種の統計が掲載されています。こちらの「樺太庁治要覧」は１枚の折り込み図ですが、時代が下ると冊子体の形に変わっています。

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「樺太觀光交通鳥瞰圖」

樺太の絵地図です。スキー場や温泉など樺太の観光地や交通網などが描かれています。「世界名勝朝鮮金剛山交通大鳥瞰圖」と同じ吉田初三郎氏の作です。

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